色々


ひとつ目の青が消えてしまう前に、紺色を盗んで溶かしてしまえ。
「溢れ出す灰色が痛い、痛い、痛いよ」
終わらない白黒に踊らされていたんだ。
さっきまで見ていた銀色がもう、錆びついてしまった(砕けた鉛色)、
また偽者だったんだ。

この世界は色々の事情だらけだ。まるで永遠に続く土曜日は何色なんだろう?

左の桃色はきっと嘘つきだ。
キリの無い深紅を辿らせていたんだ。

さっきまで見ていた新緑がもう、枯れ果ててしまった(乾いた紫色)、
またいつもと同じだ…。
橙の目の前は闇、いかれた黄色を吊り下げてる、
もうこの手から落ちていく虹色なんていらない。



前のページ