まだまだまだ
「まだまだまだだいぶ大丈夫
大したことはないんだってさ
曖昧な合間に今相まって
西の空に沈んでいくんだ」
掬った赤いあいつが
まぬけなツラして飽きもしないで
今日もそんなこと言ってる
今更遅すぎるのに今日もまたボヤいてる
小さな鉢で漂いながら
「『ああ嫌になったもう飽きた
前々からそう思ってた
今度こそは本当におしまいなんだ』
なんて言わないでね
巣食ったあの場所にもう少しだけいたいんだ」
まだまだまだ駄々を言っている
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